東京大学大学院の百瀬莉恵子氏らの研究グループは、初期宇宙のある種の銀河は宇宙を満たすガスの濃い部分に隠されやすく、地球からは一部の銀河が見えない可能性を示した研究成果を発表しました。研究グループによると、こうしたふるまいをする銀河はこれまで知られておらず、無数の銀河が集まっている「宇宙の大規模構造」を研究する上で注意を呼びかける成果が得られたとしています。■ライマンα銀河は銀河間ガスに隠されやすい