1987年『サラダ記念日』で一世を風靡して以降、切ない恋心、複雑な大人の恋、子育て、社会批判──年代ごとに機が熟したテーマを「等身大の歌」にしてきた。“優等生”と言われ続けた歌人が、40代のとき未婚で出産を決意。東日本大震災直後、石垣島へ移住し180度転換した子育て方針とは?女性として、母としての経験から生まれた「新境地」に迫る。【写真】リアルな失恋を初体験した高校生のころの俵さんコロナ禍の不安や新た