デービッド・アトキンソン氏の著書「国運の分岐点」を読みました。デービッド・アトキンソン氏は元ゴールドマン・サックスのアナリストであり、現在は国宝・重要文化財の補修を手がける小西美術工藝社の会長兼社長をやられている方です。私はマクロ経済の専門家ではありませんが、共感できる部分も多く、今回取り上げます。アトキンソン氏の著書は以下のような内容です。「日本の経済分析は客観性に欠ける、何故なら、自分たちが望