史上初の最低賃金900円台、一方で経営者は新たなコストアップが悩みに7月31日、厚生労働省・中央最低賃金審議会の小委員会は、時給に相当する最低賃金の目安について、2019年度は全国平均で27円引き上げ、901円にすることを決定した。全国平均の引き上げ率は約3.09%で、3%台の増加率は4年連続。全国平均が900円を超えるのは初めてとなる。近年、深刻な人手不足に陥っているものの、賃上げは思うように進んでいない。政府は「