映画『カペナウム(原題)』が、『存在のない子供たち』の邦題で7月に公開されることがわかった。その年のパルムドールに輝いた是枝裕和監督作『万引き家族』とともにカンヌ国際映画祭を震わせ、コンペティシ ョン部門審査員賞、エキュメニカル審査員賞を受賞。その後も本年度ゴールデン・グローブ賞ならびにアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた本作。両親を訴えたい。こんな世の中に僕を産んだから。少年ゼインは自分の誕