瀬尾夏美さんは、2011年の東日本大震災直後にボランティアとして被災地に入り、その後3年間、岩手県陸前高田市で暮らしながら、地元の人たちの話を聞いてきた。本書は当時からツイッターで綴(つづ)ってきた文章と、いまの視点で書かれたエッセイ、そして2つの絵物語で構成されている。【写真】インタビューに答えている著者の瀬尾夏美さん「書き留めること」が自分の役割だった「東日本大震災が起こったときは、東京藝術大学の