「発売当初は、皮膚がんの一種である悪性黒色腫にのみ、適用がありました」医療経済ジャーナリストの室井一辰さんがそう説明するのは、小野薬品工業の抗がん剤『オプジーボ』。開発のもとになった本庶佑特別教授の研究が今年のノーベル医学生理学賞を受賞したことで、世間の関心を一挙に集めた薬だ。4割も出荷量が増えたワケ発売当時の価格は、100mgあたり約73万円、患者ひとりの年間使用料は3500万円と高額だったが、その後、
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「発売当初は、皮膚がんの一種である悪性黒色腫にのみ、適用がありました」医療経済ジャーナリストの室井一辰さんがそう説明するのは、小野薬品工業の抗がん剤『オプジーボ』。開発のもとになった本庶佑特別教授の研究が今年のノーベル医学生理学賞を受賞したことで、世間の関心を一挙に集めた薬だ。4割も出荷量が増えたワケ発売当時の価格は、100mgあたり約73万円、患者ひとりの年間使用料は3500万円と高額だったが、その後、