成熟した社会でモノを売るということは、本当に難しい。「やすくて高品質」は当たり前。そこを追求しても、競合との価格競争に巻き込まれ、疲弊するだけ。気力も体力もすり減らしながら終わりのない競争をするのは不毛だとはわかっているが、多くの企業はこれをやめられない。■実績抜群の営業マンが商品開発で自信を打ち砕かれたワケ社会の隅々にまでモノが行きわたり、人の欲望が希薄になったといわれる今、新しい需要を発見して