8月1日に仙台育英が宮城大会を制し、これで夏の甲子園に出場する49校が出揃った。7日に開幕を迎えるが、そのなかで今夏をもって監督を退く指導者がいる。新潟・日本文理の大井道夫監督だ。これまで春5回、夏8回に甲子園へ出場し、2009年には新潟勢初の準優勝など、野球後進県と言われた新潟の高校野球のレベルアップに貢献してきた。そんな大井監督の甲子園での戦いぶりをあらためて振り返ってみたい。※野球の見方が変わるス