《あのアクシデントが起こったのは、昭和63年7月6日の札幌円山球場であった。巨人対中日戦、8回表の中日の攻撃のときだった》昭和63年は1988年のこと。今から28年前のきょう、巨人のレフト・吉村禎章とセンター・栄村忠広が左中間で激突。いわゆる「交通事故級の衝突」によって、吉村は左膝靭帯断裂の重傷を負った。きょうが、あの悲劇が起きた日である、ということを久しぶりに思い出した。きっかけは、先月上梓された『巨人軍栄