古豪対決、阪南大高に軍配甲子園出場回数は両校合わせて17回。昭和後期に黄金時代を築いた上宮対阪南大高という3回戦屈指の好カードを見ようと平日にもかかわらず、花園球場には多くの人が訪れた。上宮の先発は2年生左腕の加納龍之介。立ち上がりに一死から阪南大高の2番・城尾拓海(3年)に四球を与えると3番・山口塁(3年)は送りバント。一死から主軸打者のキャプテンにバントさせるというのはあまり見かけない作戦だが、裏を返