「生」の現場で働く看護師から、風俗嬢という「性」の現場へ。インタビューの後編では、さまざまな職を経て、『透明なゆりかご』を描くに至った経緯、思いについてうかがっていく。(前編はこちら)「産んだら幸せ」「母性はあって当然」──今までの沖田さんの作品はご自身の発達障害や家族のことを描いたものが多かったと思います。なぜこの漫画を描こうと思ったのでしょうか? 沖田もともとは医療モノが好きだったのですが、