痰を切る市販薬 9選+併用可能なのどスプレーなどを紹介【薬剤師が解説】
痰の絡みに効果のある市販薬の選び方
市販されている風邪薬には多くの薬効成分が配合されています。成分ごとに効果を示す症状が異なりますので、配合されている成分に注目して、自身の風邪症状に合う薬を選択しなければいけません。
風邪のひきはじめに特に気になる「のどの違和感」。その症状のひとつとして、痰が絡みが挙げられます。まずは、痰の絡みに効果的な成分に注目して、市販薬の選び方のポイントを解説していきます。
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【粘り気のある痰】にはL-カルボシステイン
粘り気の強い痰がたくさん出てくる場合には、「L-カルボシステイン」という成分がおすすめです。
L-カルボシステインには以下のはたらきがあります。
痰を構成する成分を正常化させる痰の主成分(ムチン)が増えないようにする気道の炎症をおさえる気管支の線毛を修復する痰の増えすぎ・粘度をおさえるのと同時に、線毛の「痰を外へ出す」はたらきを助けます。
風邪をひいた場合や耳鼻科の受診時によく処方される「ムコダイン」と同じ成分で、市販の咳止めや総合風邪薬に配合されていることもあります。
【のどに張り付く】なら痰を出しやすくする成分を
のどに張り付いてなかなか出てこない痰には、「ブロムへキシン塩酸塩」「グアヤコールスルホン酸カリウム」「アンブロキソール」がおすすめです。
上記の成分は、気管支から出る粘液の量を増やしたり、痰をやわらかくしたり、線毛を動かしたりして、痰を外へ出しやすくしてくれます。
咳も伴う痰の場合は総合感冒薬
痰症状だけでなく、咳などの風邪の諸症状が気になる場合は、去痰成分も同時配合された総合感冒薬がおすすめです。総合感冒薬は、解熱成分や鎮咳成分など、さまざまな成分が同時配合されていますので、気になる風邪の諸症状に合わせて商品を選ぶ必要があります。商品パッケージにはどのような作用を示す成分が配合されているのか記載されていますので、商品を選ぶ際に注目してください。
痰や痰のからむ咳に効果が見込める市販薬をご紹介しました。
痰の種類によって薬を使い分けることで、つらい症状が早く治るかもしれません。どの薬を選べば良いかわからないときは、薬剤師や登録販売者に相談してみてくださいね。
