“アタッキング・フットボール”は成長途上も開幕2連勝の磐田。次節の長崎戦は大きなチャレンジに
磐田のジョン・ハッチンソン監督も「鳥栖は本当に良いチームで、この結果が彼らのシーズンを表わすわけではない」と前置きしながら「非常に良いセーブと終盤の良いゴールが大きな違いになった。その勝利をチームで手繰り寄せるのは大事だと思います」と、難しい試合展開でも勝点3を取る重要性を強調した。
チームの立ち上げから鹿児島キャンプ、そして開幕の2試合を通じて「プレスも良くなってきてますし、より早くボールを奪い返すところも良くなってきてると思います。また、いつ、どのようにトラップを仕掛けて、チームとして相手を追い込んで奪いにいくかというところは良くなっている」と守備面の手応えを強調する一方で、攻撃面で課題があることをハッチンソン監督は認める。
大きなところで言えば、1つはビルドアップ面、もう1つはファイナルサードでシュートに持ち込むためのクオリティと意識だ。
前者に関しては、キャンプから継続して取り組んでいるところで、最初はミニゲームなどを見ていても自陣でのパスミスやボールロストが多く、練習試合でも自陣でのミスから失点や大ピンチを招いてしまった。それでもハッチンソン監督やショーン・オントンコーチは逃げずに、前向きにトライすることを働きかけた。
そうした成果は水戸戦や鳥栖戦でも表われており、自陣でのミスが減っただけでなく、危険な位置で奪われてもすぐ切り替えて、簡単にカウンターを許さない守備のポジションを取れるようになってきている。
現段階では、ポゼッションをいかに、効果的に相手陣内でのチャンス構築に繋げていくか、そして相手のプレッシャーに対して下げすぎることなく、ボールを動かしながら相手コートでの攻撃を増やせるかというところに移ってきている。
鳥栖戦では4-4-2でコンパクトに構える相手に対して、前半からボールは回すものの、なかなか前進できずにバックパスが目立ち、FWのマテウス・ペイショットやシャドーの佐藤凌我にボールが入らない。
