プロ野球のキャンプが1日から各地でスタートしている。2日は、体重109キロとぽっちゃり体型が気になるザガースキー（広島）がブルペン入り。変化球を交えて42球を投げ込んだ。ザガースキーは「日本に来て初めてだったけど感触は良かった」と振り返った。

　野手では柳田悠岐（ソフトバンク）がバックスクリーンを直撃するアーチを含む53スイングで14本の柵越えを披露している。

　2日のキャンプ情報は以下の通り

■ソフトバンク

柳田悠岐

→フリー打撃で日本人離れしたパワーを見せつけた。バックスクリーン直撃するアーチを描くなど53スイングで14本の柵越えを披露。

■オリックス

糸井嘉男

→今季からキャプテンに就任した糸井は午前と午後にフリー打撃を行い、159スイングで18本の柵越え。

■日本ハム

大谷翔平

→前日ブルペンで64球を投げ込んだ大谷は、この日は野手のメニューをこなした。キャンプで初めてフリー打撃を行い、48スイングで11本の柵越え。「ユニフォームを着て打ったのは初めてでしたが、変わらずにできたと思います」と振り返った。

■西武

岸孝之

→キャンプ初日の1日に、背中の痛みを訴えた岸は、この日、南郷の球場周辺をウォーキングするなど別メニューで調整した。

■巨人

菅野智之

→ブルペンに入り投球練習を行った。捕手を中腰の状態で19球を投げた後、今年初めて捕手を座らせて45球投げ込んだ。「球数はもう少し少ない予定でしたが、想像したより状態が良かった」と昨季シーズン終盤に痛めた右肘の心配はなさそうだ。

■阪神

藤浪晋太郎

→今キャンプ初めてブルペンに入った藤浪は、江夏豊臨時投手コーチが見守る中、捕手を座らせて61球を投げた。

マートン、鶴岡一成

→全体でアップ、ベースランニングを行った後、マートンと鶴岡はトレーナーとともに練習を離れた。

■広島

ザガースキー

→セットアッパー候補のザガースキーはブルペンで投球練習を行い、変化球を交えて42球を投げた。「日本に来て初めてだったけど感触は良かった」とコメントした。

■中日

谷繁元信兼任監督

→今キャンプ、初めて捕手としてブルペン入りした。この日は2年目の又吉克樹、ルーキーの野村亮介、浜田智博の3投手を受けた。

■ヤクルト

成瀬善久

→FAでヤクルトに加入した成瀬が連日のブルペン入り。真中監督が見守る中、41球を投げ込んだ成瀬は「昨日よりは自分のリズムで集中して投げられました」と手応えを感じる投球練習になった。