星野仙一前監督の後を受けて、楽天の監督に就任した大久保博元監督。昨年11月の秋季キャンプ中には『楽天流の指導マニュアル』を作成する意向を示すなど、昨季最下位に沈んだチームを変えようと積極的に動いている。

 その手始めとして昨年の秋季キャンプでは『8人対8人の紅白戦』、『紅白戦で選手が監督』といった“大久保監督流”のアイディア満載の練習を実施。秋季キャンプ休日には、選手全員で倉敷市内の美観地区の清掃活動や絵画鑑賞などを行った。

 またシーズンに向けて大事な調整の場になる春季キャンプでは、『早朝散歩&体操を廃止』、『1時間の昼食、昼寝OK』を導入を検討している。

 その他にも二軍で結果を残しても、一軍に昇格できなかった自身の経験を踏まえて、『選手の順位付け』を行う方針を示すなど、チームを”大久保監督カラー”に染める1年目になりそうだ。

◆大久保博元監督の斬新すぎる主なアイディア

・飲ミュニケーション指令

・アーリーワーク(実施済み)

・8人対8人の紅白戦(実施済み)

・紅白戦で選手が監督(実施済み)

・秋季キャンプ休日に全員で倉敷市内を清掃(実施済み)

・指導マニュアル作成(予定)

・春季キャンプ第1クールに紅白戦実施(予定)

・春季キャンプで早朝散歩&体操を廃止(予定)

・春季キャンプで1時間の昼食、昼寝OK(予定)

・副キャプテン制度(予定)

・選手を順位付け(予定)

・シーズン中の休日撤廃(予定)

・本拠地・公式戦での、選手の登場曲バラード禁止(予定)