高須院長に聞いた「胸をきれいにする最新技術」!「盛った胸」は見分けられる!?

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女性の胸は「豊穣のシンボル」なんていわれますが、大きくても小さくても自分の胸について心配してしまうのが乙女心というものですよね。自分に自信が持てるよう胸を整形しようかな、と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで、今回はその技術について取材しました。

高須クリニック』院長の高須克弥さんにお話を伺いました。

■おなかの脂肪を胸に!? 胸の美容整形・基本は4つ

――胸をきれいにする美容整形の技術にはどのようなものがあるのでしょうか。

高須院長 基本的には4つですね。

・大きくする
・小さくする
・(垂れたのを)持ち上げる
・膨らませる

他には、乳首の色をレーザーや塗り薬でピンク色にしたりとか、そのようなことも行います

――胸に関する美容整形の最新の技術で、一般にあまり知られていないものはありますか?

高須院長 胸に関しては古典的なものが多いのですが、例えば、

・おなかの脂肪を胸に持ってきて豊胸に用いる
・乳腺の幹細胞を培養して増殖。それを移植する

という技術はまだ一般的ではないかもしれませんね。

幹細胞の培養については、倫理上の問題で、まだ人間で行えるレベルじゃないですが。

――おなかの脂肪を胸に持ってくるなんてことができるんですね。

高須院長 できますよ。僕も自分でやってみました。おかげで僕の胸はずいぶん立派なものになっていますよ(笑)。

■「美乳」とは「3つの条件」を満たすこと!

――男性が憧れる巨乳だけではなく、「美乳になりたい」という女性もいらっしゃるのでは?

高須院長 バランスの問題ですよね。

・喉の中間点(男性なら喉仏のある所)、両方の乳首を結んだ線が「正三角形」になる
・手のひらから少しあふれるくらいのボリューム
・ヒップよりも少し小さいぐらいのサイズ

これらを満たすのが「美しいおっぱい」です。
美容整形で「美乳」というと、一般的にはこのような条件を満たすように施術しますね。

■「盛った巨乳」を見分けられる!?

高須院長は、上記のとおり、有望な最新技術が登場すると自らの体を用いて試してみる方なのです。ですから、最新技術については高い識見を持っています。高須院長ほど、美容整形を熟知した人であれば、盛っている胸は見分けられるのでしょうか!?

――高須先生ほどの眼力があれば、例えば手術で盛った巨乳を見分けることは可能でしょうか?

高須院長 現在の技術はとても進歩していますので、見ただけでは無理でしょう。触診をすれば分かると思いますが。

――それほど難しいものですか?

高須院長 だって、分からないようにきれいにするわけだから、それは見た目では分からないですよ(笑)。僕なんかも自分をあちこち手術しているんだけど、「あれ、ここはやったっけ?」って分からなくなる。

僕が施術した人はたくさんいらっしゃって、覚えていれば分かるけど、忘れちゃうとやっぱり見ただけじゃ分からないものね。

――なるほど。見ただけで見抜くのは難しいのですね。

■医者を選ぶのは寿命を延ばすのと同じ!

――胸について美容整形を受けたいと思う女性に何かアドバイスがあればお願いします。

高須院長 「医者を選ぶこと」だよね。いい医者を選ぶ、これが一番大事ですよ。「医者を選ぶのは寿命を延ばすこと」です。あと、美容整形は、気軽な気持ちでチャレンジしてきれいになればいいのではないでしょうか。

――ありがとうございました。

いかがだったでしょうか。胸に関する美容整形技術は日進月歩で進んでいるようです。高須院長によれば、再生医療技術の成果が美容整形にどんどん取り入れられているそうです。

(高橋モータース@dcp)