モウリーニョ監督、D・コスタの起用を巡りスペイン代表へ皮肉

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 チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が同クラブに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタの件で同代表へ皮肉交じりのコメントを発した。スペイン紙『マルカ』が19日に伝えている。

 かねてからジエゴ・コスタのコンディションについて、スペイン代表との間で議論を巻き起こしていたモウリーニョ監督。同監督は11月に行われる代表戦を見据えて、ジエゴ・コスタとスペイン代表の両者に対する自身の見解を、皮肉混じりに次のように語っている。

「彼は11月中旬には完璧なコンディションに仕上がるはずさ。我々のメディカルスタッフは素晴らしいケアをしてくれているからね。けれどもそれは代表チームに戻るためだろう。彼が私のためにプレーするのは、代表チームから自由を与えられているときだけさ」

 またモウリーニョ監督は、21日に行われるチャンピオンズリーグのグループリーグ第3節マリボル戦にも、同選手を起用しない意向を明らかにした。

「(ジエゴ・)コスタはCLではプレーしないだろう。彼が戻ってきた場合のことは考えていない。コスタは先日、代表チームに合流して2試合を戦ってきた。そして、クラブへ戻ってきたときには、プレーできないコンディションになっていたからね」

 モウリーニョ監督率いるチェルシーは、9得点を挙げて得点ランキングトップを走るジエゴ・コスタの活躍もあり、プレミアリーグ8試合を消化した現在、勝ち点22で首位に立っている。