元マンUコーチのネヴィル氏「ベッカムは協会や政界入りも可能」

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 昨シーズンのマンチェスター・Uでコーチを務め、今夏からBBCのサッカー解説者に転職した元イングランド代表MFフィル・ネヴィル氏が、元同国代表主将のデイヴィッド・ベッカム氏について、サッカー協会か政界に入ることを予想した。10日のイギリス紙『デイリーメール』が報じた。

 ベッカムは現在、米MLS(メジャーリーグ・サッカー)に参入予定のチームをマイアミに設立中だが、最近のインタビューで「常にイングランド代表に協力する意思を持って いる」と語ったことで、FA(イングランドサッカー協会)の幹部として招へいされる噂も浮上した。

 ベッカム氏とかつて同僚だったネヴィル氏は、「彼は達成したいことを達成できる人間だ。彼は政界に入ることだって可能だし、FAの幹部になることも可能だ。彼は人並みのことをする人間ではない。彼は遺産や形として残る事をしたがっている」と、語った。

 現在39歳のベッカムは過去にFAの大使役を務め、2012年のロンドン・オリンピック招致開催に貢献したほか、南アフリカ・ワールドカップでは補佐役としてイングランド代表に帯同した。

 ネヴィル氏はイングランド代表で通算115試合に出場し、GK以外のフィールドプレーヤーとして同国の最多出場数を誇るベッカムについて、「彼が今週、FAに携わりたいという話を聞いた。彼は素晴らしい大使なだけに、FAが彼の申し出を考慮しないなどということはないだろう」と、述べた。