マンU新主将ルーニーを元OBのパーカー氏が批判「彼は自己中心的」

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 マンチェスター・Uに1991年から5年間在籍した元イングランド代表DFポール・パーカー氏が、イングランド代表とマンチェスター・Uの両方で主将を務めるFWウェイン・ルーニーを厳しく批判した。2日に大手メディア『ユーロスポーツ』が報じた。

 パーカー氏はルーニーのキャプテンとしてのパフォーマンスに問題視しており、高額な給料をもらう同選手を皮肉交じりに、以下のように語った。

「最近のルーニーのプレーはひどい。バーンリー戦でも彼は主将を務めたはずだったが、彼は自己中心的だった し、チームメートを鼓舞する訳でもなく、自分のパフォーマンスを上げる訳でもなく、何もしなかった。唯一彼が際立っていた部分を挙げるとすれば、週給30万ポンド(約5200万円)をもらって、あのような悪いプレーをするということだろう」

 さらに、オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーのコンディションが戻れば、新加入のコロンビア代表FWラダメル・ファルカオとコンビを組み、ルーニーが先発から外れるべきだと主張している。

「今のユナイテッドの2トップは熱意が無く生ぬるいため、ファルカオの加入には心底ホッとした。生ぬるいと言うより、それ以下のひどさがある」

「手術をする必要があるとも噂されているファン・ペルシーは明らかに万全な状態ではないし、彼の不振の裏には何か大きなものがあるように思える」

「ファン・ペルシーが再び万全な状態に戻れば、先発落ちされるべき選手はルーニーであり、ファン・ペルシーとファルカオが2トップを組むべきだ。ルーニーを2トップの後ろでプレーさせるという議論もあるが、それは大きな間違いだと思う。そのポジションでより的確な仕事をするマタやディ・マリアがいるのになぜルーニーをそこでプレーさせるのか」

「この問題はファン・ハールにルーニーを先発落ちさせるかどうかの大きな決断を迫らせることになるだろう」

 なお、イギリス紙『デイリーミラー』が行った「マンUは ファン・ペルシー、ファルカオ、マタをプレーさせるためにルーニーを先発落ちすべき?」というインターネットの世論調査では、2日までに67%の人が先発落ちに賛同している。