彼が「運命の人」かどうかを見極めるキーポイント―最初の匂い
■「匂い」の好みは十人十色
ちょっと懐かしい「ビビビ婚」という言葉。相手を「運命の人だ!」と感じさせるこの「ビビビ」は、もしかしたら「匂い」も関係しているかもしれません。
例えば、大ヒットの香水だと言われても、どうしても好きになれない香りがあったり、マダム好みと言われようとも手放せない定番の香水を好んで使う女性もいますよね。
このように、「匂い」の好き嫌いは十人十色。
この匂いに対して、男性も好き嫌いを感じることは決して不思議なことではなく、遺伝子が関係しているという実験結果もあるのです。
■遺伝子で決定されている「匂い」はまさに「運命」を嗅ぎ分ける!
人間の体臭に影響を与えているHLA(ヒト主要組織適合抗原)の型は、遺伝子で決定されています。
この、親から受け継いだ遺伝子は、異性の体臭の好みにも関係するのか?という実験が行われました。
すると、自分の遺伝子に近い匂いほど「好き」の度合いが高くなったという結果が得られたのです。
けれどこの「好き」は「ラブラブ」「ドキドキ」というトキメキではなく、「心地よい」の意味合いが強く、遺伝子がかけ離れているほど「ワクワクする」ような好感度が高いという結果が出たそうです。
つまり「心地いいけどときめかない」のように、親近感は湧くけれどそれ以上進まないという相手は遺伝子が似ている人。
反対に、理由は何だか分からないけれど惹かれてしまうのは、自分にない遺伝子を持っている「運命の人」なのかもしれないのです!
■第一印象の「匂い」が、「運命」を見極める決め手
嗅覚は慣れやすいと言われます。
トイレに居て「ちょっと匂う?」と感じても、しばらく座っていると(笑)慣れてしまう。これは嗅覚の特性です。
それは、「ビビビとこなかった=あまり惹かれない匂い=遺伝子が似ている人」だとしても、その匂いに慣れてしまうと、「この人が運命の人〜!」と思うこともある、ということ。いわゆる「後付けビビビ(笑)」。それもまた、幸せな関係になるかもしれませんが、でも運命的な「ビビビ」なら、やっぱり好きな匂いのはず。
だから慣れる前の最初の匂いチェックは、「ビビビの運命の人」かどうかを見極めるキーポイントなのです。