京都国際が7回に打者11人の猛攻でコールド勝ち!

 プレーボールがかかった1回表が終わってすぐに、折からの雨が激しくなり40分以上の中断となった。

 再開した後、主導権は京都国際が握り、試合を進める。1点リードの5回裏、3番金本優大(2年)が右中間を抜く三塁打でまず1点追加、さらに4番の佐田 梨貴人(3年)のセンター前ヒットで、3対0とリードを広げる。

 6回、八若魁斗(2年)のレフト前安打をキッカケに猛攻が始まる。1番の谷村龍人(2年)がライト前に運ぶと、牽制悪送球で二塁にいた八若が一気にホームに帰った。2番の壷林佑悟(3年)の敵失で、谷村が生還。

 ここで田辺は投手交代で、山本成輝(3年)がマウンドにあがった。しかし、制球が定まらず、3番金本、4番佐田、5番土居奎太朗(1年)に連続して四死球で押し出し。続く、木村拓真(1年)ライトオーバーの三塁打、栗林誠悟(3年)のセンター前ヒットで、この回、打者11人で7点を挙げた。

 田辺は、セカンドの頭を越える当たりがヒットとなり、二走の吉村直弥(3年)がホームに帰り1点を返した。しかし、反撃はここまで。7回、7番の廣田裕介(3年)が内野安打で出るも、後が続くかず、7回コールドでゲームセットとなってしまった。