ピンチをしのぎ、目黒学院が逃げ切る

 台風8号に刺激された梅雨前線が、小雨を降らす中、おこなわれた東東京大会2回戦。共栄学園と目黒学院の戦いは、定刻の10時に始まった。

3回裏に、1点を先制した目黒学院は、6回、先頭の舩水 光の放った打球はサードの頭を越えて、フェンスにまで届いた。その間に舩水は二塁まで進む。2番の佐藤 大樹が四球、3番の安齋 裕喜が犠打で、一、三塁と好機を作る。しかし、4番の鹿島 実哲がサードゴロ、5番の山下 航は内角のストレートを空振三振で、追加点が奪えない。しかし7回、齊藤が四球で出ると、二死から9番の西田 光輝と1番の舩水の連続安打で、1点を追加した。

一方共栄学園は1点を追う、5回表、下位打線からチャンスを作り、二死二、三塁とするが8番の山田 利真は打ち上げてしまい、セカンドフライ。7回表も一死から4番花野 翔が、カーブをうまくとらえて、センター前ヒットで出塁する。5番平野 泰輝はセカンドゴロに倒れるも、ワイルドピッチもあり、花野は三塁に進んだ。しかし、6番池田 泰河がショートゴロで得点ならず。何度かスコアリングポジションにランナーを進めチャンスを作るも、得点につなげられなかったことが悔やまれる。

勝った目黒学院は、15日に駒沢球場で都立紅葉川と対戦する。

【僕らの熱い夏2014 第13回】目黒学院高等学校(東東京) 例年より走り込んできた脚力、例年より期待できる今年の投手力、そして部員が49人と多くなり、チーム内で激しい競争が行われていることです!