マイクロソフトが Windows 版タッチデバイスに最適化した Office を紹介

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先週 iPad 用の Office アプリが発表された。マイクロソフトは現在、Windows 搭載タッチデバイスに最適化したバージョンの Office を開発している。

近い将来、タッチデバイスに最適化された Office を使えるのは iPad ユーザーに限られた話ではなくなりそうだ。

マイクロソフトは本日、すべての Windows デバイス(PC、タブレット、スマートフォン)に向けた、タッチ・フレンドリーな Office のプレビューを紹介した。同社は数日前に、iPad 用の Office を発表したばかり。マイクロソフトは、Windows 8.1 と Windows Phone 8.1 が搭載されているすべてのデバイスに向けて、タッチスクリーンに最適化したバージョンの Office を提供することを計画しているという。具体的な期日などはまだ明らかになっていない。

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サンフランシスコで開催されたマイクロソフトの Build デベロッパー・カンファレンスにおいて、Office 部門の責任者であるカーク・コーニグスバウエルは次のように述べていた。「この紛れもない Office 体験には馴染みのあるリボン(※)も含まれており、我々はこれまでと同じ手順でリボンを操作することができます」

※マイクロソフトがソフトウェアのツールバーなどで採用している、グラフィカルユーザインタフェース

Windows 版のタッチデバイス用パワーポイント。タブレットや Windows Phone 8.1 デバイス上で動作している。

コーニグスバウエルはさらに次のように続けた。Office ドキュメントはこれまでユーザーが慣れ親しんできたやり方で開くことができ、スマートテキスト、グラフィック、テーブルなども忠実に再現される。さらにアプリは DirectX ベースで構築されているので、動作も軽くなるだろう。

「ボタンはタッチ操作がしやすいように、大きくなります。コラボレーション機能で使える複数の Undo / Redo 機能も用意されています」とコーニグスバウエルは言っている。Windows 版のタッチ用 Office はスワイプやピンチなどのお馴染みの操作にも対応しており、例えばパワーポイントのスライドをスワイプで切り替えたり、スライドをピンチして拡大する等が可能となる。

Anthony Myers
[原文]