結局伸ばせず12アンダー2位タイで大会を終えた(撮影:上山敬太)

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<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇17日◇太平洋クラブ御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>
 国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終日。首位と2打差の単独2位から逆転優勝を狙った川村昌弘は4バーディ・4ボギーのイーブンパー“72”でラウンド。トータル12アンダー2位タイに終わった。
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 川村は序盤3つスコアを伸ばし首位の谷原秀人を捉えるが、8番から痛恨の連続ボギー。1打差で折り返す。この日は時折風が強く吹く難しいコンディションで、その後もお互いスコアを伸ばせずに終盤へ。谷原が15番から連続ボギーを叩くが、川村も16番から同じく連続ボギー。2打差で迎えた最終18番ではバーディを奪うが、パーでまとめた谷原に1打届かずツアー2勝目はおあずけとなった。
 「前半よかったけど、8,9番のボギーで勢いを止めてしまった」と唇を噛んだ川村。しかし、「最終ホールまで勝負できたのでよかった。喰らいついていくことができて、いい経験になりました」とこの悔しさを今後の糧にする意向だ。大会初出場で2位タイ、強い気持ちと個性的なスイングが魅力の川村。若干20歳の“感覚派ショットメーカー”はこの悔しい経験でまた新たな強さを手にしたことだろう。
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