北区花火会


花火大会というと夏のイメージがある。

花火大会に向かう浴衣姿も夏の風物詩だ。夏になぜ花火大会が多いのかと気になる人も多いかもしれないが、「川開きに花火が使用されていたから」など諸説ある。意外かもしれないが実は、海外では冬の季節が花火大会のピークだという。

10月12日、花火大会をメインにした秋祭りが開催された。「北区花火会」は荒川河川敷で開催される花火大会で今年で2年目。民間団体が中心になり、地域と力を合わせて開催しているというこの秋祭り。親しみをこめて「花火大会」ではなく「花火会」としているようだ。涼しい秋の夜に花火を楽しもうと5万人もの人が集まった。

■5000発の花火に大歓声
18時半になり、会場が期待感でいっぱいになったころ、いよいよ花火がスタート。


用意された5000発の花火は「煌く水面」、「淡色の景色」、「一輪挿しの花」そして「愛しきふるさと」と4幕に構成され、夜空を彩る。



夏と違い、じっとりとした暑さがないため花火に集中できるような気がする。また、秋の空は澄んでいて花火もきれいだ。

わぁっという歓声の中、花火は次々と打ち上げられる。

秋の空を彩る花火は、5万人を満足させてくれた。


北区花火会

■写真撮影
OLYMPUS STYLUS XZ-10