中国メディア・中国網は13日、北京市内の病院に入院していたH7N9鳥インフルエンザウイルス感染者の女性が11に死亡し、同市内でH7N9ウイルスによる初の死者が出たと報じた。

 記事は、7月18日に河北省から北京市の朝陽病院に入院した61歳の女性が現地時間11日午前10時、症状が悪化して多臓器不全により死亡したと報じた。女性は入院後にH7N9ウイルスへの感染が確認され、急性腎不全や血管内凝血などの合併症を呈していたという。一時は病状の好転も見られたが、入院から25日で死亡した。

 中国では今年に入って長江デルタ地域を中心にH7N9鳥インフルザウイルスへの感染例が相次いで発見され、中国メディアの情報によれば2月以降に中国と台湾で130人以上が感染し、43人が死亡した。

 数日前にはヒトからヒトへの感染を初めて確認したとする論文が英国の医学雑誌に掲載されたほか、これまで感染例のなかった広東省でも10日に現地衛生当局が初感染確認を発表するなど、H7N9ウイルスをめぐる報道が相次いだ。(編集担当:今関忠馬)