本田圭佑は見せ場なく後半途中交代…CSKAはスコアレスドロー

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 ロシア・プレミアリーグ第4節が4日に行われ、ルビン・カザンと日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワが対戦。本田はトップ下で先発出場した。

 アウェー戦に臨んだCSKAモスクワは、14分にルビンにGKと一対一のチャンスを作られたが、シュートをGKイーゴリ・アキンフェエフが好セーブで弾き出してピンチを切り抜けた。直後の16分には、本田が高い位置でのパスカットからアーメド・ムサにスルーパスを送ったが、ボールはわずかに合わずGKにキャッチされた。

 CSKAモスクワは、25分にシュテヴェン・ツバーがポスト直撃のミドルシュートを放つなど、徐々にリズムを掴み始めた。しかし、ルビン守備陣を崩し切ることができず、前半は無得点のまま折り返した。

 スコアレスで迎えた後半は、ルビンにボールを持たれる時間帯が続く。62分にはラスムス・エルムがミドルシュートを放ったが、GKにキャッチされて先制点とはならない。63分にはツバーに代えてドゥンビア・セイドゥを投入して、打開を図った。

 70分には自陣からのロングボールに対してルビンDFが対応を誤り、ドゥンビアが一気に抜け出す。しかし、GKとの一対一で狙ったループシュートは、ゴール上に外れてしまいチャンスを逃してしまった。直後の71分には、ルビンにペナルティエリア内で決定的なシュートを打たれたが、アキンフェエフの好守で得点を許さなかった。

 スコアが動かないまま終盤を迎えると、80分には本田に代えてマルク・ゴンザレスをピッチに送り出した。しかし、CSKAモスクワは最後までゴールを奪えず、タイムアップを迎えた。守備陣がルビンを完封したため、0−0のスコアレスドローとなり、3試合ぶりの引き分けとなった。