食パンから立体的動物をつくれるアイテム
それは、『パンDEポップ！アップ！』（アーネスト）。食パン1枚で可愛いどうぶつキャラクターパンがつくれるカッター＆スタンプセットで、顔や手が起き上がることで立体的なキャラクターパンができるという。3種類のどうぶつのスタンプ(パンダ・くま・かえる)とカッターの4点セット。4〜8枚切りの食パンに対応する。
ところで、動物切り抜きパンを立体化しようというアイデアの背景は何か。アーネストに聞いた。
「今まで食パンのキャラ弁グッズは可愛い形に抜くだけの平面的なものしかありませんでしたが、最近3Dキャラ弁、3Dキャラごはんなどキャラ弁にも立体的で飛び出す要素が注目されるようになりました。そこで、ご飯と同じように家庭でよく食べられている食パンでも立体的なキャラクターにできれば、よりキャラ弁、キャラごはんの幅が広がると思い考え出したわけです」
弁当、ご飯も3Dの時代ということか！
とくに製品開発でこだわった部分は。
「抜いた食パンに無駄な部分(いらない部分)を作らないという点です。普通の抜き型で抜いた場合、抜き取った部分だけを使いその周りの抜き残りが余るので、無駄な部分ができてもったいないと感じることがあります」
「そこで、同製品は食パン1枚をそのまますべて使い、食材に無駄な部分を出さずに立体的なキャラクターを作ることにこだわってデザインしました」
おぉー確かに、切り抜いて余った部分を捨てるのはもったいないです。
なお、アーネストでは『パンDEポップ！アップ！』のモニターイベントを行っており、そのモニター募集アンケートで「朝食は何を食べますか」と質問したところ、557人中419人が「食パン」と回答。
「朝の忙しい時間にお子さんが朝食を食べてくれないというお母さんはたくさんおり、ほとんどの方が困っています。このように少し工夫するだけで、お子さんの集中力は上がり食べてくれるようになります」
料理はちょっとした工夫が食欲をそそるものなのだろう。
食卓を楽しくし、食欲をそそるために、このようなアイテムを使うのが効果がありそうである。
（羽石竜示）
