日本を旅行で訪れた台湾人ブロガーの發現心樂園(ハンドルネーム)さんが近鉄百貨店に買い物に訪れたところ、偶然にも駅弁フェアが開催されていたそうで、一目見ただけのポスターに吸い寄せられるかのように会場へ足を運んでしまったという。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本を旅行で訪れた台湾人ブロガーの發現心樂園(ハンドルネーム)さんが近鉄百貨店に買い物に訪れたところ、偶然にも駅弁フェアが開催されていたそうで、一目見ただけのポスターに吸い寄せられるかのように会場へ足を運んでしまったという。

 百貨店で行われる物産展や催事はいつも大勢の客で賑わうものだが、近鉄百貨店の駅弁フェアも大勢の人が詰めかけており、その熱気に驚いた様子。

 どの弁当屋にも行列ができていたそうだが、筆者は特に大勢の人が並んでいたという「吉田屋」の駅弁を買ってみることにしたらしい。東北新幹線八戸駅で販売されている弁当だ。その後、なんと「アンパンマン弁当」を発見、子どものために購入する。香川県予讃線高松駅で販売されているそうだ。

 ホテルに持ちかえり、さっそく駅弁を味わった筆者。まずは「吉田屋」の「焼きホタテとウニの磯ひつまぶし」弁当だ。持った感じはとても重たくて、弁当箱の高さも筆者のiPhone5に並ぶぐらい大きな器。ホタテがたくさん入っていて、甘くて新鮮でおいしかったそうだ。しかし、食べていくと器の大きさに対して中身の量が少ないことに気付く。後で分かったのだが、器の下に発熱ユニットが入っていたらしく、「どおりで重たかったはず」と述べている。

 次にアンパンマン弁当。筆者の子どもは大喜びでずっと手に持っていたそうだ。弁当の中身はアンパンマンの顔をあしらったチャーハン、ウインナー、豚肉、枝豆などが入っており、筆者も味見してみた感想として「とても口当たりがよい」と述べつつも、子どもが1人で全部食べてしまったことにとても驚いたそうだ。日本の子どもに人気のアンパンマンだが、台湾の子どもにも大人気のようだ。

 初めて駅弁フェアーを訪れた筆者は、日本各地の特徴を反映した弁当が興味深かったようで、ぜひ機会を見つけてまた食べてみたいと結んだ。(編集担当:畠山栄)(イメージ写真提供:123RF)