FW:ペクハルト(ポルター)
MF:エスヴァイン(ダバンリ) フランツ チャンドラー
MF:フォイルナー シモンズ
DF:ピノラ クローゼ ニルソン バリチュ
GK:シェファー

その後、清武は後半36分にベンチへと下がりましたが、試合はそのままスコア「2−1」で終了し、試合結果はニュルンベルクの勝利。この試合の清武のパフォーマンスとしては、流れの中ではあまり良いプレーはできませんでしたが、しかし、本当にベッカムのそれを見るような素晴らしい質のFKから1アシストと1つのゴールを演出。チームを勝利へと導く活躍を見せました。

なぜ流れの中ではあまり良いプレーができなかったのか、というのは、前述してきたような事が理由だったと思いますが、贅沢な要求をするとすれば、そういう時に自分の力で修正をする、上手く行っていないからやはりフォイルナーとの左右を元に戻そうと意見する、そういう事ができるようになると、日本代表でもスタメンの椅子を勝ち取れるようになるのではないかなと思います。

それから、シュート意識に関しては、いつもとは逆にエスヴァインが清武にシュートを撃たせようとする、そんな意図も感じられたような試合だったのですが、しかし、1回だけあったチャンスでシュートをきちんとミートできないなど、やはり清武の課題はシュートにあるのだなと思います。日本人MF選手の課題は、中田英寿の時代から得点力という事に有り続けていて、清武がその壁を打ち破れるかどうか、そこには注目して行きたいですね。