『ラーメンより大切なもの〜東池袋大勝軒 50年の秘密〜』 (C)2013 フジテレビジョン
 2時間待ち以上の行列ができる店“東池袋大勝軒”。ラーメン通なら誰もが知るこの店を、創業から50年にわたり守り続けたのが店主の山岸一雄だ。大勝軒が多くの人に愛される理由、つけ麺誕生の裏側、そして山岸自身の人生。2002年、2005年、2011年と過去3回、フジテレビの『ザ・ノンフィクション』にて放送され、US INTERNATIONAL FILM & VIDEO FESTIVALでSilver Screen Award(国際テレビ賞)を受賞したドキュメンタリーが映画化される。10年以上に及ぶ記録映像に、山岸の故郷・長野の美しい情景を加え、新たな劇場用映画となった『ラーメンより大切なもの〜東池袋大勝軒 50年の秘密〜』。山岸のラーメン同様、味わい深い予告編が解禁された。



 かつて、東池袋にあった伝説のラーメン屋“東池袋大勝軒”。2001年当時、ラーメンマニアの行列客ばかりでなく、店の手伝いまで始める常連達、狭い厨房にひしめきあう弟子達で店は賑わっていた。「オヤジさんが『今日は美味い』って言ったら美味いんですよ」「また来ようっていう幸せを分けてもらったよな」常連客の口から語られる言葉や、ハーモニカで『ふるさと』を吹く姿から感じられるのは、その優しい人柄。だが、カメラが店の奥を「撮影していいか」と尋ねたとき、「…ここに入りたいって言うんなら、やめてもらうよ」と朗らかな表情を一転させ、ピシャリと拒絶する険しい一面をのぞかせた。これまでと違う表情の裏にあったのは、山岸と妻・二三子の思い出の日々。次々と山岸を襲う病と妻の死、痛みを背負いながら男が厨房に立ち続けた理由とは?

 『王様のブランチ』などで食通な一面ものぞかせ、「ラーメン2杯は当たり前」とマニアな一面をのぞかせる谷原章介がナレーションを担当。その落ち着いた声と、久石譲によるノスタルジックなテーマソングが、山岸の足跡を優しく届ける。ハートと胃袋を刺激するラーメンと男の物語にご注目を。

『ラーメンより大切なもの〜東池袋大勝軒 50年の秘密〜』6月8日(土)よりシネマサンシャイン池袋他全国順次ロードショー

【作品情報】
『ラーメンより大切なもの〜東池袋大勝軒 50年の秘密〜』 - 公式サイト
@ramen_eiga - 『ラーメンより大切なもの〜東池袋大勝軒 50年の秘密〜』公式Twitter


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