まるで水上に浮かぶ、もうひとつのリビングのよう!? こたつまで搭載された、「御舟かもめ」。

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今年もいよいよ、お花見までカウントダウン。全国的に早めの開花になりそうで、現在プランを練っている人も多いのでは?ただ、毎年のことだけに最寄りの公園や河川敷など桜スポットでバーベキュー……と、どうしてもワンパターンになりがちですよね。

そんな中、注目したいのが「川の上の小さなおうち」をコンセプトにした、大阪の「御舟かもめ」。屋形船などでお花見……というのは昔からあるけれど、こちらは10人も乗れば満員の小さな船。が、最少2人から出航してくれるということで、まるで自宅のリビングにいるかのようなプライベート感が味わえる。なんと甲板には「こたつ」(!)まで設置されており、これはまったりできそう……。

たまに船に乗るといつも思うことだけれど、他の船とすれ違う際は見知らぬ同士でも手を振り合うなど、水上に漂うフリーダム&フレンドリーな空気感って、いいですよね。
船長の中野弘巳さんにお話を伺ってみたところ、数十人単位の乗客をのせて定番コースを巡る大型クルーズ船と違い、親しい人たちと気軽にゆっくりと水上を楽しめる小型クルーズ船というのは、全国でも珍しい試みなのだとか。

やはり桜の季節がいちばんお客様が多く、一日に100人近いお客様を乗せることもあるそう。フードやドリンクは自由に持ち込めるので、自家製の果実酒や、手作りのお総菜など持ち寄って楽しむグループも。
朝9時からの「桜朝ごはんクルーズ」というのもやっており、ホテルで朝ごはんをとる代わりに利用する観光客もいるとのこと。こちらは貸し切りではなく乗り合いのクルーズだけれど、朝の澄んだ空気の中、水上から桜を楽しむのは気持ちよさそう!

「御宿」という言葉に倣い、「御舟」とつけたというかもめ。「船」ではなく簡単なほうの「舟」にしているのも、小さな小舟のイメージから。まさに大阪の川で遊ぶ、かわいいかもめのよう……。この春、大阪観光の予定がある人は、川辺でお花見する人たちのうらやましそうな視線を浴びつつ!? 「水上お花見」いかがでしょう?(エキサイトニュース編集部)

■ 桜クルーズの受付は4月1日(月)〜14日(日)
予約はホームページのご予約状況を確認のうえ、電話か予約フォームから。