1本600円もする超セレブなバナナ、「アポ山スーパー800」はキュートなペンギンが目印。手に入るのは、大阪の「ミキフルーツ(三木果物店)」のみというレアな一品。このバナナを原料にし、新発売の「バナナサイダー」と一緒に贈りものにしても。

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バナナといえば、安くて腹持ちがいいフルーツの代表格。総務省統計局の調査によると、2004年よりみかんを抜いて、7年連続で日本人が最もよく食べる果物No.1の座に君臨し続けているらしい。1房98円で売っている激安スーパーなども時々見かけるので、1本あたりの単価は20〜30円前後といったところだろうか。ところが、そんなバナナ界の常識を覆す!? なんと1本600円もする高級バナナを発見。

大阪の「ミキフルーツ(三木果物店)」で販売されている「アポ山スーパー800」というペンギン印がなんともかわいいバナナである。なんと日本ではここでしか買えない!というこのお店の看板商品で、いっぷう変わった大阪みやげとしても喜ばれているそう。なんと、1本がうやうやしく箱入りになっているものもあってビックリ。 フィリピンのアポ山(ホントにこんな山があるらしい)というところで獲れるバナナで、通常なら約10カ月で収穫できるところ、最高気温が低いため14カ月かけてゆっくり成長するため、濃厚な味わいになるのだとか。

うーん……自分では絶対買わないであろう高級品だけど、もらったらちょっとうれしいかも? ドキドキしつつ味見してみたところ、極端に甘いのかと思いきや、意外にさっぱりとした爽やかな後味。たわわに実った1房の中央部分にある、大きくてきれいな実のみを選んでいるというだけあって、1本でもすごいボリューム。これだけでお腹がいっぱいになってしまった……。

スタッフにお話を伺ってみたところ、バナナは効率よく脳や身体を動かすエネルギー源になるということで、スポーツ選手や芸人さんなどへの差し入れとしても喜ばれているのだとか。

年末にはこの「アポ山スーパー800」の味わいを生かした「バナナサイダー」も発売され、こちらもペンギン印がとってもかわいい。フィリピンの最高峰で獲れるものなのに、なぜペンギン……? と思って聞いてみたところ、これはオーナーの三木さんが単にペンギン好きだから、だそう。
納豆やハッピーターンにすら、高級バージョンが出て人気を呼ぶご時世。差し入れにすれば、話のタネとして盛り上がることは間違いなさそうです。
(まめこ)

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