就活を体験したことのない方、参考にしてください。これ程にも緊張するらしいですよ!

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今、辛うじてライターとして生計を立てている自分。ぶっちゃけ、ツイていると思う。だって、就職活動をちっとも頑張らなかったから。
思い返すと2社ほど受験したけども、どちらからも合格は貰えていない。しかも、その内の1社にはコネまであったというのに……。要するに、私は真剣じゃなかったのだ。
でも、そのプレッシャーは物凄いと聞きます。あくまで、噂で聞く限りですが。いや、申し訳ないのだけど想像もつかないんですよね……。

そこで、このデータを見てみよう。『ストッパ』新社会人応援プロジェクトは、一昨年度(2011年度)・昨年度(2012年度)・今年度(2013年度)の就職活動を経験した18〜28歳の男女500名を対象に「就職活動に関する意識調査」を実施している。
ここで浮かび上がったデータ、就職活動における若者の心理状況を克明に伝えてくれるらしいのです。

では、まず始めに「就職活動で一番緊張したときを教えてください」という設問を見てみよう。
結果、圧倒的票数を集めたのは「面接で予想外の質問をされたとき」(59%)という回答でした。「面接結果のメールが届いたとき」(27.6%)や「非通知の電話がかかってきたとき」(11.6%)などの合否関連を抑え、半数以上の票を獲得!
「この結果は、言い換えると面接への対策・準備が足りていないことを表しています。しかしながら、いくら準備をしても想定できない質問をされることもあります。そのため、就活生は予想外な質問に対して気持ちを落ち着かせる術を、事前に身に着けておくことが合否を分けるポイントになると言えそうです」(同プロジェクトによる解説)
なるほど。イレギュラーな状況に対応できる機転も、就活では試されるわけか……。

今の質問で、就活における緊張のピークが「面接」だということはわかった。では、もっと突っ込んでみたい。「採用面接時に最も緊張した瞬間を教えてください」という設問の登場である。面接内で、特にどの瞬間が緊張のマックスなのか?
結果、「入室前」(33.6%)、「自己PR時」(26.2%)、「志望動機を聞かれたとき」(14.2%)というトップ3となっておりました。イレギュラーではない「自己PR」や「志望動機」といった想定内のくだりでも、やはり就活生は緊張してしまう模様。
また「採用面接時に緊張はしなかった」回答はたった9.4%であり、残りの9割近くが「緊張した経験はある」と答えている。いや、そりゃそうでしょう!

では、その緊張の度合を教えてほしい。わかりやすく、その程度を表現していただきたいのです。そこで、続いてはこの設問。「最終面接の緊張感と各シーン(初デート/初キス/告白のとき/初体験)の緊張感とではどちらが緊張しますか」。
……なるほど、そうですか。まずトップ回答は「“初デート”よりも緊張する」(66.6%)で、2位は「“初キス”よりも緊張する」(59.6%)、3位は「“告白”よりも緊張する」(47.0%)で、4位は「“初体験”よりも緊張する」(39.6%)というランキングでした。
要するに、最終面接が「初デート」や「初キス」より緊張すると答えている方が、半数以上を占めていた! しかし、「告白」や「初体験」よりは緊張しない! 就活最終面接の緊張は、いわば“「初キス」以上「初体験」未満”なのです。……わかりやすいな、オイ!!

ここで、人生の先輩として私から。「初キス」や「初体験」があったからこそ、今の自分がいると自分は断言できます。そして、きっと「面接」を乗り越えてこそ、イケてる社会人に到達することができるのでしょう。
他人事だとから気軽に言っているのではなく、就活生の方々には心の底から頑張っていただきたいと思っています!
(寺西ジャジューカ)

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■ 「ストッパ就活応援神社」公式サイト