2月末に台湾を訪ねたAKB48のチームBメンバー、片山陽加・藤江れいな・山内鈴蘭は台湾男子に大人気。数時間のイベントで、「60万台湾ドル(約180万円)も稼ぎ出した!」と台湾メディアが伝えた。

 日刊紙「自由時報(ザ・リバティ・タイムス)」によると、3人はサイン会に300人、握手会に400人のファンを動員。大歓迎を受け、イラストが得意な片山は、「かき氷、中国茶、小籠包」を描いて「台湾のおいしい物!」と説明。ファンを喜ばせたとのこと。一方で、「サイン入りポスターを1枚1000台湾ドル(約3000円)で販売するとは、高い!」という不満の声もあがっていたそうだ。

 また2013年内にAKB48は台湾第二の都市、高雄市での活動を計画すると3人は抱負を述べ、台湾でテレビ番組を制作する予定もあると語っていたとのこと。

 続けて同時期に、コンサート開催のため「羊毛とおはな」も台湾へ。2007年にCDデビューした「羊毛とおはな」は男女2人組のユニットで、自由時報は「癒し系の代表で曲調はカントリー風。東日本大震災のチャリティ活動で、彼らの曲が流れていた」と紹介している。「羊毛とおはな」はコンサートとサイン会を行ったそうだ。

 最近は日本の芸能人の台湾訪問が続き、今年に入ってからLUNA SEA、安室奈美恵、flumpool、小林幸子らがコンサートを終えている。また永瀬正敏が映画、長澤まさみがドラマ撮影で台湾に長期滞在していたことも。今後は西野カナ、森進一、GLAYらのコンサートが予定されており、どんどん増えていきそうな勢いだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)