「iPhone 5専用 FLASHBACKS Old-School ハードケース」(StrapyaNext)。

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昭和に生まれ、学生時代の大半を昭和時代に過ごした筆者にとって、昭和と聞くと胸がキュンとする。そういえば、「君に胸キュン」という歌が流行ったのも確か昭和だったなぁ。心に残るいい歌だった。そんな懐かしい昭和の香りをiPhoneケースに取り入れた製品が最近現れた。さて、どんな昭和アイテムを使ったのか。

それは、ファミコン風の「コントローラー(レッド・ホワイトの2種類)」をはじめ、PCに入っている「ハードディスクドライブ」、こんなものあったような気がする「ポータブルビデオゲーム機」「レトロフォン」、そしてなぜか「ピルケース」をラインアップした「iPhone 5専用 FLASHBACKS Old-School ハードケース」(StrapyaNext)。確かに昭和のテイストがムンムンする。

10代、20代の人たちには馴染みがないものもあるだろうが、当時のデザインって今でも十分通用する感じなのが凄いと思う。「アナログが逆にイケてる」ということも結構あるものだ。
「技術の進歩が進み、iPhoneという最新の技術のプロダクトをあえてアナログでカバーしたら面白いと思いました。久しぶりにファミコンをやってみると面白いという感覚で」
「昔の物、アナログの物は今でも良く見え、ゲームはやっぱり8ビットがワクワクする。容量も限られた中でどうやって表現するか、どうやって人を感動させるか、当時のクリエイター達の汗と涙、魂が見えるんです!」(StrapyaNext)
そうそう、その通り。私も同感です。

「私も含め、iPhoneユーザーはアナログの物を昔使っているので、昔使っていたもの、見てきたものが形は違いますが、今も使えるのは魅力的です。世代の人にはグッと来る、若者には新しい商品です」(同)
当時の世代の人たちには懐かしさを、若い世代には新しさを提供するというわけか。

そうした昭和テイストを出すために、製作の上でこだわった部分とは。
「全体的にいえることはもとのイメージを壊さないで、iPhone5の形状にうまく当て込んだことですね」
「コントローラーの形状はかなりジャストでうまくハマっています。レトロゲームは誰でも見ればわかりますね。あのデザインです。レトロフォンは少し昔の海外ドラマや映画でよく見るようなデザインで、どこかクールな印象を出せるようにしました。ピルケースは一瞬ドキッとするかもしれませんね。色使いの面白さが魅力的です。ハードドライブはまるでiPhoneの中身のようなデザインを意識しており、中身で外見を飾れます」
昭和のデザイン力も凄いが、毎度StrapyaNextさんのこだわりにも感心する。

リアルタイムの昭和を知っていること、昭和に生まれたことにちょっと得した気分である。
(羽石竜示)

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■ 「iPhone 5専用 FLASHBACKS Old-School ハードケース」(StrapyaNext)