爽やかな味わい！ 湘南唯一の蔵元が発売する“大磯こたつみかんエール”

本日より、湘南にある唯一の蔵元・熊澤酒造から「大磯こたつみかんエール」というビールが発売される。熊澤酒造は湘南ビールや地酒・天青でもおなじみ。創業140年周年の記念として売り出される気になるビール。

“大磯こたつみかんエール”とは、地元湘南大磯のみかんにこだわり、2月に醸造を始めたという。このビールは、「NPO西湘をあそぶ会」との共同プロジェクト。「NPO西湘をあそぶ会」が大磯町のみかん山で無農薬栽培を行い、完熟を待って収穫したこたつ用みかん。
その香り高い皮がたっぷり使われており、さわやかなホワイトエールとなっている。

ちなみに、「NPO西湘をあそぶ会」とは、西湘地域に残る歴史的資産や自然・生活環境の維持活用を目的としたNPO法人。「あそび」のチカラで西湘エリアを元気にしていこうと、外部の方にも「いいなぁ」と言ってもらえるような楽しいプロジェクトを展開している団体。地元を盛り上げたいという人の思いがカタチになるステキな団体である。都会に近い西湘エリアは、都市生活者が気軽に田舎暮らしを楽しむのにも最適なロケーションとなっている。日々の癒しに出かけるのも良さそうだ。

今回のみかん収穫の経緯も、人の温かみを感じることができる。
2012年3月よりボランティアを募り荒廃していたみかん山の手入れから始まった。果実が実るまで草刈りなどを続け12月に収穫。ちなみに、“こたつみかん”とは、「もしこたつで食べるみかんが自分たちで栽培したものだったら、もっとおいしいかも、 楽しいかも、自慢できるかもしれません」という想いから名づけられてたもの。「お正月に箱根駅伝を見ながら食べるための無農薬こたつみかんを育てるプロジェクト」だそう。

このビールは、製造にあたり発泡酒製造免許を取得し、ビールの製造免許では作れないフルーツのフレーバーが残る爽やかな味わいが表現されている。商品名称とラベルデザインは公募によるもの。手書きの感じが可愛くて、心奪われてしまうラベルとなっている。

初回の出荷数量は1,800リットル。価格は、300ミリリットルのボトルで1本525円。熊澤酒造にあるレストラン・酒販店・百貨店・スーパーなどで購入することが可能。気になる人は今すぐチェック！
（ナナ）