株式会社富士通研究所は、PC画面を携帯電話やタブレットなどで撮影するだけで、画面に表示されているファイルをPCと携帯電話の間で転送可能にする技術を開発したと発表した。

同技術では、IPアドレスなど端末固有の情報を目に見えないようにPC画面にリアルタイムで重ね合わせることで、PC画面を携帯電話のカメラで撮影するだけで被写体のPCを特定する。さらに自動的に被写体PCと携帯電話間の通信経路を確立し、画面に表示されているファイルを携帯電話に転送する。

これにより、PCと携帯電話間でファイル転送を行う際に従来は複雑な操作が必要だったものを、画面を撮影するだけで単身で行えるようになる。会議中にプレゼン資料が投影されているスクリーンを複数の人が同時に撮影してプレゼン資料を個々の端末にダウンロードしたり、携帯電話で撮影した写真をPCに転送したりする利用が期待されるとしている。

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イメージ図

発表資料
URL:http://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/01/21.html
2013/01/22