ジョス・ウェドン

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アメリカでは大統領選の投票日を来月6日に控え、ハリウッド・セレブを挙げての熱いキャンペーン合戦が繰り広げられている。そんな中、熱烈なオバマ支持者として知られる『バフィー〜恋する十字架〜』のジョス・ウェドン監督が、"ロムニー支持"を呼びかけるパロディ広告をYouTubeにアップロード。共和党陣営に対する痛烈な批判を、ブラックユーモアで浴びせている。

ウェドン監督といえば、大ヒット・アニメ『トイ・ストーリー』やヒーロー・アクション映画『アベンジャーズ』を世に送ったサブカル界の第一人者。広告ではパロディはお手のものといわんばかりに、ロムニーが目指す社会をゾンビ地獄になぞらえ、「ロムニーは必ず米国を"終末世界"に導いてくれる」と"太鼓判"を押してみせる。

また、ウェドンは「今後のゾンビ社会を生き抜くには、まず弱者を切り捨て、我が身を守るべき。ロムニー候補はそんな時代にうってつけの人材」と、ロムニーの富裕層寄り路線を皮肉る。さらに「ロムニーは脳ミソが大好物(なぜなら脳ミソが足りないから)」「ロムニーは映画『28日後...』のように速攻で豹変するゾンビ種かも」などと言いたい放題。オチはゾンビ化したロムニーならぬ「ゾムニー」のポスターが登場。

4年に一度の米大統領選は政治好きなセレブにとってお祭り騒ぎのようなもの。ロムニー陣営につくクリント・イーストウッドは共和党愛のあまり、的外れなパフォーマンスを披露し、おおいに株を下げてしまったとか。ハリウッド要人を巻き込んだ白熱戦を制するのは、果たしてどちらの候補だろうか。(海外ドラマNAVI)



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