中国の掲示板サイト虎撲の掲示板に「没落した日本は再起できるのか?」というアンケート付きスレッドが立てられた。結果は、再起できるが14.0%、再起できないが82.6%、分からないが3.5%となっている。

 スレ主は、1989年にバブルが崩壊して以降、日本は経済面で没落したと主張。自動車業界は利益が少なく、家電業界も損失を出しており、製造業で競争力はないとしている。また政治面や国民生活の面でも前途は暗いと主張したところ、中国のネットユーザーから次のような意見が寄せられた。

・「経済のことはよくわからないが、阪神大地震や東日本大震災からの復興を見ると、この国は簡単には倒れなさそうだ」・「再起は相当難しいだろう。日本は資源が極めて不足しているうえに、日本の隣人は善良ではないから」・「米国を捨てて中国側についたら良い。そうすれば道は開ける」

 しかし、スレ主の主張する日本が没落したという主張に対して反論が多く寄せられた。

・「日本は没落したと言っても強国の1つであり、経済が十数年衰退したと言ってもまだこんなにしっかりしているのだから、日本に学ぶ価値はある」・「GDP1人平均が4000ドルの国民が、GDP1人平均4万ドルの国民のことを没落したとか言ってんのか?」・「日本は20年間衰退していると言っても、いまだに世界第3位の経済大国ですが…」

 ほかにも、このような議論は意味がないという意見や、日本のことを討論する資格はないから北朝鮮やアフリカのことを討論しよう、などのコメントもあった。(編集担当:畠山栄)