「スクデット? 私は信じなければいけない。選手たちも信じているようにね」

インテルのマッシモ・モラッティ会長が『Rai1』の番組「5 minuti di recupero」で残したコメントだ。同会長は「(ペップ・)グアルディオラがミランへ行くかもしれない? 私にはすでに一人、優秀な監督がいる」とも語った。

アンドレア・ストラマッチョーニ監督を2010年にインテルに3冠をもたらしたジョゼ・モウリーニョ監督と比較したことについて、モラッティ会長は次のように説明している。

「仕事への取り組み方から比較したんだ。どんな職業でも決定的なことだが、有名だと気がそれるのか、より難しいことなんだよ。ストラマッチョーニにはこの特長がある。自然にね。モウリーニョと同じ結果も出してくれれば…」

「(アレッサンドロ・)デル・ピエーロのように、(ハビエル・)サネッティがインテルから出て行く? 私はユヴェントスにいないし、デル・ピエーロ退団の理由は知らない。デル・ピエーロもそうだと思うが、サネッティはファンタスティックな男だよ。彼はすでに引退後、幹部になる未来を築いた」

「インテルでの次の夢? 私はサポーターのためにこれらのことをしてきた。だが、苦労や犠牲をとおして達成したことでも決して足ることはないんだ。我々は常にゼロからリスタートしなければならない。情熱だけではなく、この道を再び進むことが私の義務なのだ」

「スポーツ裁判? 騒動があり、自分が正しいと確信しているときは、すべてを変えたいと望むものだ。今のスポーツ裁判は負担が大きすぎる。真剣な問題に立ち向かわなければならない。ネガティブに評価するのは難しいな」

「社会全体と同じように、サッカーは価値を取り戻さなければいけない。もうずるさやウソ、言い逃れをすることなく、ね。良い組織が機能するために必要なすべてを、サッカーは取り戻さなければならない」