セリエA開幕を迎えた週末の噂が、よりアイディアとなりつつある。インテルがジェノアとFWアルベルト・ジラルディーノに、移籍の可能性を打診しているのだ。

今のところ、ジラルディーノの件は噂という段階だ。インテルはレンタルでの取引に向けて動いていると言われる。ただ、少なくとも公式には前線の陣営が完成したとしているインテルだが、FWの補強に関する噂はジラルディーノのそれだけではない。マンチェスター・ユナイテッドFWディミタール・ベルバトフに関する噂もある。一方、若手サムエレ・ロンゴについては、エスパニョールとすべて完了した。28日にもエスパニョール移籍が決まるだろう。

だが、このインテルのマーケット終盤の中心にあるのは、特にビッグネーム2選手の放出に関することだ。DFマイコンとGKジュリオ・セーザルの去就を決めるときなのである。

前者については、マンチェスター・シティが400万ユーロ(約4億円)以上のオファーを進めているが、インテルは800万ユーロ(約8億円)を求めており、レアル・マドリーが話を進めてくるのも待っている。一方のJ・セーザルについては、QPRへの扉が近く開くはずだ。インテルと同選手は契約を解消するかもしれない。

マルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)は、常にキエーヴォDFマルコ・アンドレオッリの動向に気を配っている。だが、同選手を獲得するのは、マイコンとJ・セーザルが退団する場合のみだ。コリンチャンスMFパウリーニョについては、1月に加入するだろう。DFジュアン・ジェススの獲得には、ボローニャが有利と見られる。