カラオケで人気者になる方法

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飲み会、合コンの2次会で、カラオケに行くこともあるのではないでしょうか。

大きな声を出して騒ぐと気分もスッキリするし、ストレス解消にもなります。

しかし、「実はカラオケは苦手」という方も少なくないはず。

そんな方にむけて、無理せずカラオケで人気者になる方法を心理学者の内藤誼人先生からアドバイスをいただきました!「カラオケが苦手な人こそ、一番先に歌うのが良いと思います。

会社や合コンでカラオケに行くと、遠慮し合ってなかなか曲を予約しない場合が多いのですが、カラオケの部屋に案内されたらすぐに歌い始めてみてください。

荷物を置いたり飲み物を決めたり、みんなざわざわしている間に歌ってしまえば、意外に緊張せずに歌えますよ。

また、率先して歌うと『決断力がある』と良い印象をもたれるはずです」 トップバッターで歌うのは恥ずかしいから、ついつい「どうぞ、どうぞ」って譲り合ってしまいがちですよね。

自分から歌ってくれる人がいたら、確かに尊敬しちゃいます! でも、その後は? 「もっと歌って」と言われたらどうしたら良いのでしょうか。

「そんな時は、『今度はみなさんの歌を聴かせてください』と言ってみてください。

無理にすすめられることはないと思いますよ」「聴かせてください」というのは、相手に不快感を与えず、やんわりお断りするために良いフレーズですね! ただその場合、1曲歌っておしまいではなく、その後の態度も重要だと内藤先生は言います。

「『自分はカラオケを楽しんでいるよ』ということを行動で示すことが大切です。

態度で示さないと、周囲の人には伝わりません。

人が歌い終わったら誰よりも大きく、そして長く拍手しましょう。

カラオケに自分の気になる子がいる場合は、その子が歌っているとき特に強調して自分が楽しんでいることをアピールすると良いですよ。

きっと好感度が上がるはずです」歌うタイミングと聴く態度についてお伺いしましたが、選曲のポイントはあるんでしょうか? やっぱり流行の曲が歌えないとダメでしょうか……。

「どんな歌を歌えば人気者になれるか、心理学的にアドバイスするのは難しいのですが、好感を持たれる声の出し方についてのデータをご紹介しましょう。

南メソジスト大学のダイアン・ベリーという心理学者は、大人びた声をした2名と子どもっぽい声をした2名の声をそれぞれ録音し、43名の被験者に聴かせ『どの声が魅力的な声ですか』というアンケートを行いました。

その結果、子どもっぽい声の方が魅力的だと答えた人が多いことが分かりました。

子どもっぽい声は、相手に親しみやすさ、かわいらしさを感じさせる効果があるからでしょう。

女性は女の子っぽい歌、男性は男の子っぽい歌を歌うと、聴いている相手は親しみやすさを感じるはずですよ」なるほど! 心理学的には低音で大人っぽいバラードや演歌を歌うよりは、アイドルの元気な歌をチョイスするのが良い印象を持たれる可能性が高いんですね。

例えば、女性ならAKB、男性ならジャニーズのアップテンポで明るい曲を選ぶのが良いようです。

これからカラオケに行く予定のある方は、ぜひ選曲の参考にしてくださいね! 文・ペンダコ