「iPad 3は巨大なバッテリー」- iFixitが新しいiPadを分解
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新しいiPadの目玉機能の1つである2048×1536ピクセルのRetinaディスプレイには、Samsung製の液晶パネルが用いられていた。
同ディスプレイについては、Samsungによる単独供給の可能性が報じられたばかりだった。
新しいiPadは中身の大部分をバッテリーが占めている。
「ほとんどのタブレットがそうではあるが、iPad 3(新しいiPad)は本当に巨大なバッテリーだ」(iFixit)。
iPad 2は25Wh、3.8V、6930mAhのリチウムポリマーバッテリーだったが、新しいiPadは42.5Wh。
電圧が3.7Vで、11560mAhと、約67%の増量だ。
これはiPad 2と同じ最大10時間のバッテリー駆動時間を維持しながら、RAMの増加と、AppleがクアッドコアグラフィックスとするA5XのGPU性能に対応するためだと見る。
またDockコネクタについては、調査中ではあるが、現段階では「iPad 2のものと同じピンレイアウト」としている。
iFixitによると、前モデルと同様に背面のケースと前面のガラスがしっかりと接着されており、分解は非常に困難だという。
同社のRepairability Scoreは10点満点の2点(高い方が修理が容易)。
ただしバッテリーはハンダ付けされておらず、交換しやすくなっているという。