また食事の話。行きつけのサガミの近くに、日本式焼肉店ができた。たまたま現地法人スタッフと飲みに行く時にその店のことを思い出し、試しに行ってみた。

 内装は焼肉店らしくなっていたが、微妙にずれている感がある。人民広場には高級焼肉店があって、何度か行ったが、そこが高級感を前面に打ち出し、それを売り物にしているような感じに比べ、こちらは庶民的な内装とでもいうべきか。こちらの方が親しみやすいが。

 例によって例のごとく、焼肉店といっても寿司・刺身から、焼き魚まで何でもあり。食べ飲み放題が188元。今どき上海の、なおかつ人民広場という立地条件を考えれば、食べ飲み放題ではまずまずの値段か。

 一緒に飲みに行ったスタッフが遠慮を知らない人で、私がトイレに行っている間に大量に注文。出るわ出るわ。2人なのに、焼肉5皿(1皿3人前ぐらい?)、焼き魚1人2匹(さんまと何かだったが)、焼き鳥盛り合わせ、刺身盛り合わせ、サラダなどなど。いくら食べ放題だといっても、、最初出てきたときは食べきれるのか、と思ったが、飲んで喰って、最後はほとんど平らげていた。

 この日はこの店のコスパに満足し、オフィスの近くにもう一つ選択肢が増えたと喜んだ。

 後日のある日、今度はその店のランチに行った。サガミに行くつもりだったが、何気なく店先に飾ってあるメニューを見たら、驚いたことに30元から定食があった。いまどきこの価格の定食はあまり見ない。牛肉のカルビ焼き定食。そのほかもいくつかあったが、まずそれを注文。最初出てきたときはカルビというよりは、そぼろか、と思うぐらい貧相に見えた牛肉かルビだが、味はなかなか。少なくとも味音痴の私には合格点。

 付け出しのサラダもまずまず。おしんことキムチはかなりだめだったが、ご飯、味噌汁も合格。他の店でもなぜか日本風の定食には絶対出てくる茶碗蒸しも、もちろんあった。食後のコーヒーがないのは残念だったが、近くのサガミは、ランチメニューだとコーヒーついて50元程度だから、ここの30元ならまあ満足。

 定食は50元ぐらいまでの価格帯で20種類ぐらいあっただろうか。これからもいろいろ試してみたい。ランチの行く先の選択肢も増え、貧相食生活から脱却できるか。(編集担当:有田直矢 サーチナ総合研究所(上海サーチナ))