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野菜の安全性にこだわるトレンドは、以前にもまして大きな流れになってきている。水や土壌の質はもちろん、肥料の流通経路まで詳細に問い合わせるなど、安全性の確保に奔走の日々だ。そんななか、自分で野菜を育ててみたいという人も増えている。都会育ちで慣れない重労働に挑戦するケースも多く、プロ仕様とまではいかなくても、機械に頼れる作業は出来る限り力を借りたいところだ。世界最大の電動工具メーカー、ブラック・アンド・デッカーでは、小型軽量の家庭用耕運機を希望小売価格は2万9400円で2012年3月上旬から発売する。本体の重さ3.6kg、長さ137cm(157cmまで長さ調整可)、初心者や女性が扱いやすく、持ち運びや保管も苦にならないサイズだ。手のひらに乗るほど小さいリチウムイオンバッテリーを40分充電すると、約30m2(9坪)を耕せる。なお、このバッテリーは枝の処理に便利なチェーンソーやトリマー、落ち葉を集めるガーデンブロワーなどの園芸工具シリーズと共用できる。複数個充電しておいて、一気に効率よく作業を進めるのにも便利だ。




従来の耕運機は、例えるならば掃除機のブラシのように回転するロータリー式が多く、草が巻きついてしまうと非常に厄介だったが、当機は反復運動する独自のブレード設計を採用している。そのため、約15cmの深さで土をほぐすと同時に雑草も根元から除去。雑草は熊手で簡単に集められる状態まで掘り起こされる。しかも、石などの硬いものにあたると自動停止する。家庭菜園初心者にとって、何かとやさしい耕運機なのだ。


ブラック・アンド・デッカー『ミニ耕運機 LGC120』製品情報(pdf)

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(MIYUKI KOMATSU)


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