シャーリーズ・セロン、恋人との関係を救うため全力を尽くした過去を振り返る

女優のシャーリーズ・セロン（Charlize Theron）はアイルランド人俳優のスチュアート・タウンゼント（Stuart Townsend）と2010年に破局するまで、9年間にわたって交際していた。

2人は入籍こそしていなかったものの、自分たちの関係を夫婦だと称するほど仲が良かっただけに、破局はシャーリーズにとって極めてつらいものだった。しかしやがて関係がこじれていた現実を受け入れ、折り合いをつけることにしたという。

「悪化するばかりだったけど、何とかやり直そうと戦っていたわ。何よりも大事なことだったから。以前交際していた人とよりを戻したことはないし、1度終わりだと思ったものは完全に終わりなの」とシャーリーズは英The Daily Mirror紙に語っている。

「今は気持ちも落ち着いて、良い方向に考えているわ。誰もが暗い時期を経験するけれど、だからって自分まで暗くなることはないわ。これまで出会った人たちはみんな大事な何かを失い、寂しさを抱え、悲しんできたけれど、それでもすばらしい出来事だって経験してきた。子どもが産まれたり、失ったりね。これが人生というものよ。人生ではこうしたことがたくさん起きるの」

シャーリーズとスチュアートは今年、2人がかつて暮らしていたマリブの家を売り、彼女は現在、ロサンゼルスで1人で生活している。破局後はライアン・レイノルズ（Ryan Reynolds）をはじめ複数の男性との交際の噂もあったが、今では自分だけの時間を楽しんでいるという。

苦しくつらい時は誰にでも訪れると思っているだけに、完ぺきな人生を追い求める人がいることが理解できないという。「幸せが過大評価されているんじゃないかしら」とシャーリーズは語っている。「常に幸せでいられる世界なんて聞いたことがないわ」

「人生は山あり谷ありよ。どん底の時は甘んじて受け入れるようにしているわ。そうすればやがてその時もすぎて、よろこびの瞬間も訪れるの」