企業ランキングの正しい使い方とは・・・

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 就職活動でよく目にする、さまざまな「企業ランキング」。このランキングを「要らない」という意見が、『就職四季報』編集部に届いているという。2011年12月8日、週刊東洋経済×ニコ生 「就活必勝マニュアル2013年度版」と題した番組にて、『就職四季報』編集長の赤峰みどり氏は、「(ランキングを用いて)知らない会社を見つけてほしい」と語り、ランキングの活用法を示した。

■読者からのハガキに「凹む」の文字

 「企業ランキング」は、平均年収をはじめあらゆる条件をもとに作られているが、これらのランキングに抵抗感を抱く学生も多いと語るのは、『就職四季報』編集長の赤峰氏。ある日届いたハガキには、隅に小さく「凹(へこ)む 凹む」と書いてあったのだそうだ。

「ランキングは要らないと書かれているハガキが結構多くて、なぜだろうなと思っていたら、凹(へこ)むって書いてあるのがあって。そういうことのためにやっているわけではなくって、ある程度皆さんの知らない企業がこんな上に来ているんだよっていうことをわかってもらうために、ただ順番に並べてますよっていうことです」

と赤峰氏は説明する。

■企業ランキングは"下位"を見て

 一方で知名度が順位に直結している例では、人気企業をランク付けする「就職ブランドランキング」の第3位にランクインしている集英社が象徴的だと赤峰氏は語る。

「いま出版社は大変な不況でして。でもなぜ集英社がここにきているかっていうと、あれなんですよね、『ONE PIECE』 。面接のときには『版権を利用したトータルなビジネスが・・・』とか言ってるんでしょうけど、まぁ『ONE PIECE』なんですよね、要は」「これ(ランキング)にでてくる会社っていうのは、みなさんが知っていて親しみのある会社がただ並んでいるんだなって思っていただければ結構です」

 では、ランキングを上手く活用するには、どのように見るといいのだろうか。

「上位ではなくて下位のほうの企業を見て、『こんなところにこんな知らない会社が出てきている』とか、そういうことを見つけてほしい」

と赤峰氏は語り、知っている企業を増やしていくようアドバイスした。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 集英社がランキング3位になる理由から視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv72910244?po=newslivedoor&ref=news#24:15

(境田明子)