スカーレット・ヨハンソン、監督デビューが決定！

米女優スカーレット・ヨハンソン（Scarlett Johansson）がトルーマン・カポーティ（Truman Capote）の小説を原作とした『Summer Crossing（原題）』で監督デビューを果たすことが決定した。

ストーリーは第二次世界大戦直後のニューヨークを舞台とし、威圧的な家族から逃れて新しい生活を切り開こうとする18歳の少女を描く。同作は『ディア・ハンター』でアカデミー賞（R）を受賞したバリー・スパイキングス（Barry Spikings）がプロデューサーを務める、と米Vanity Fair誌が報じている。ピーター・D・グレイヴス（Peter D. Graves）が製作総指揮を務め、トルーマン・カポーティ文芸基金も参加する。トリスティン・スカイラー（Tristine Skyler）が脚本を担当する。

原作小説は1940年代に執筆されたがその後、原稿が失われ、50年間も印刷されなかったことで知られている。スカーレットは以前、同作の映画化に意欲を示しているともいわれていた。9月には、原作が大好きなので自らの手で映画化したいとも抱負を語っている。

「12歳の時、ロバート・レッドフォード（Robert Redford）が監督した『モンタナの風に吹かれて』を観て以来、ずっと監督になりたかったの」とスカーレット。「『あんな仕事がしたい！』って思ったわ。まさに長年の夢なの」